城下町彦根の魅力

日本列島のほぼ中央に位置する滋賀県彦根市は、琵琶湖や鈴鹿山系など豊かな自然に恵まれ、中山道などの東西を結ぶ主要な街道がいくつも通る交通の要衝として栄えてきました。その立地から、名だたる戦国武将が天下を取るために戦った舞台や城跡がいまも数多く残されています。
江戸時代には彦根藩35万石の城下町として発展。国宝彦根城は、徳川家を支えた江戸幕府の重鎮・井伊家が築き守ってきた城であり、武家政権の拠点として、その権威を象徴するたたずまいを見せています。市内には城下を守っていた足軽たちの屋敷や商家が並ぶ伝統的な町並みが現存し、当時の文化を今に伝える彦根仏壇や近江牛など、歴史と文化に彩られた価値ある彦根の魅力に触れることができます。

袋町と日本のスナック文化

彦根市河原2丁目あたり、通称「袋町」と呼ばれるエリアには、その名の由来になった袋小路にスナックやバー、クラブ、居酒屋など約100店の飲食店が軒を連ねています。
このあたりは昔、遊廓があった場所で、昭和初期（1929年頃）には貸座敷（茶屋）69カ所ほどを数える花街として賑わいました。その後、昭和33年（1958年）に袋町遊廓は解散。茶屋の多くがバー、クラブ、スナック、居酒屋などへ転業し、飲食街へと発展、湖東随一の歓楽街になりました。現在も花街の面影を残すベンガラ格子の木造建造物が残され、日本ならではの風情ある街並みを見ることができます。
地元の人々に永く愛され続けてきたローカルな社交場「袋町」には、歴史ある老舗から気軽に楽しめるお店まで、さまざまな店が勢揃い。中でも日本独自の文化として親しまれているのが「スナックバー（snack bar）：通称スナック」です。その起源は、東京オリンピックが開催された1964年頃、酒だけでなく軽食（スナック）も出す深夜営業のお店として登場したのがはじまりとされています。スナックとは、「ママorマスター」と呼ばれる店主がカウンター越しに接客をしてくれるお店。お通しとお酒を含む席料（セット料金）で楽しめるシステムや、ボトルキープ制、時間制等、お店によりシステムは様々です。ママ手作りのおつまみが出てきたり、カラオケを楽しんだり、アットホームな雰囲気で安心して過ごせるのが魅力です。

魅力あふれるスナックのマスターやママとは？

袋町には、魅力あふれるマスターやママがたくさんいます。「人が好き」「彦根が好き」「袋町が好き」。そんな人達が、縁あって袋町でお客様をもてなしています。嬉しかった事や楽しいお話はもちろんの事、失敗してしまった事や今抱えている悩み事等、人生経験豊富なマスター・ママたちに是非お話をしてみて下さい。あなたに役立つ、素敵な出会いになること間違いなしです。 そんなマスター・ママたちの人柄が垣間見えるインタビュー記事をご紹介します。

• 「ナイトライフ」インタビュー記事一覧

彦根はしご酒クーポンとは？

ボトルキープやチャージ、時間制限を設ける等、スナックの料金システムはお店により様々。常連さんには理解されているシステムでも、初めて利用される方にはわかりづらいことも。そこで、初めての方でも手軽に簡単に安心してはしご酒ができるよう、2つの店舗まで利用可能な、紙の「彦根はしご酒クーポン」をご用意しました。彦根駅・彦根城周辺の観光案内所3箇所でご購入いただけます。 また、はしご酒の前に楽しめるお食事もセットにした「彦根はしご酒クーポン付きディナー」もご用意。こちらは、オンラインでのみ購入が可能(事前予約制)。 城下町・彦根でのディープな夜を、ぜひご堪能ください。

クーポン販売場所（窓口販売）

彦根駅・彦根城近くの以下の3つの施設でお買い求めください。
※3施設全て、10:00-16:00での販売となります。

1.彦根市観光案内所
（滋賀県彦根市古沢町40番7号 JR彦根駅構内）

2.彦根観光センター
（滋賀県彦根市尾末町1-51）

3.彦根観光協会
（滋賀県彦根市本町一丁目12番5号 ひこね街なかプラザ内）

クーポン付きディナー予約販売サイト（オンライン販売）

特別な夕食とセットでのクーポン購入は、以下のサイトよりオンラインで事前予約の上、お買い求めください。

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