『抄』とは、本論の中から、ある目的をもとに抽出した箇所を抜き書きにしたものを言います。ここでは、石田三成が「戦国人』として全うする40年の生涯の中から湖国滋賀にまつわるあれこれを、4回のシリーズにして綴っていきたいと思います。
彦根における石田三成研究の第一人者とも言える人物。三成と秀吉の出会いの場となった観音寺にある「石田三成に『逢える』ブックカフェ」の名誉館長、佐和山城研究会代表を務め、オンライン三成会のメンバーでもある。著作に『三成伝説』(共著、サンライズ出版)がある他、多くのメディアにて三成や佐和山城の歴史に関する記事執筆や講座を精力的に行っている。